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サンジョベーゼの畑
オーナー
イタリア・トスカーナ
サンタ・ムステオラ

完璧主義者チェンニさんのワインはいかがですか!

イタリアにしては珍しく、このワイン1種類しか作っていないすごいワイナリーです。
こだわりも半端ではありません。完璧主義者です。1株あたりの収穫量は500gから600g。とてつもなく少ない量しかとりません。これだけ収量が押さえているワイナリーはイタリア、いや世界的に見ても滅多にありません。
畑の手入れは行き届いており、養分を与えるために葉はやや多めに茂っていました。8月上旬にぎっしりとブドウの粒の付いた房のから順に約70%を切り落とし、風通しの良い粒と粒の隙間のある房だけを残します。そして、それらを十分に熟させます。それが500グラムしか採れない理由です。常に完璧を目指す、妥協を一切許さないワイン造りがそこにあります。

サンジョベーゼ種の収穫は、メルロ種などより時期が遅く、リスクが多いようです。しかも危険を冒してもかなりの遅摘みを行います。毎年早くとも9月末から10月になるそうです。

長年研究し、18種類植えられているサンジョベーゼ種のクローンをクローンごとに収穫し、木樽でアルコール発酵した後、バリック(現在は約40%新樽、少しずつ新樽率を上げるそうです)でマロラクティック発酵を行います。

16ヶ月間バリックで熟成させてから、ステンレスタンクでいよいよ18種類のサンジョベーゼ種がブレンドされます。その後瓶熟を少しさせてから出荷します。

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